ミシュラン・ガイドブック・ランキング編1

ミシュラン・ガイドブック・ランキング編1

ガイドブック、ランキングに

一喜一憂するより
もっと大事なことがある

毎年、ミシュランをはじめとするラーメンのガイドブック
TRYなどのランキング、アワードも盛んに発表されますね。

今回は、そんなガイドブック
ランキングについて思うところを書いてみたいと思います。

創業当初……そうですね。
4年目ぐらいまではガイドブックに
紹介してもらうこと
そのものがすごくうれしく
光栄に感じていました。
雑誌やムックなどに掲載されることで
認知度が上がり、注目していただけますからね。
何より大きかったのは従業員がすごく喜び
モチベーションが向上したこと。

常連さんもすごく喜んでくれたことです。
受賞や掲載の一つ一つが大きな喜びになっていました。

しかし、創業7年目を迎えようとする
現在は少し考え方が変わってきているようにも思っています。

ランキング、アワードというのは水物であって
その店の勢い、話題性などに
大きく左右されるものだと気づいたんです。

ガイドブックもラーメンランキングも
選んでいるのは「人」です。
客数が○○○名以上
売り上げが○○○万あったから
1位というものではありません。

最後はどうしても
主観によるのは避けられないでしょう。

たとえば、『ミシュランガイド東京』です。
2018年版では『ソラノイロ』は
前年まで続いていた
ビブグルマンからの掲載が外れましたが
これは何ら説明がないままの対象外でした。

それはもちろん初掲載時も同じで

「こういう理由で評価し、掲載します」
という明確な基準が提示されたことはありません。

それは『TRYラーメン大賞』も同じです。
大賞の4位と5位はどこがどのように違うのか?

これは審査員でも説明できないでしょう。
明確な基準、ガイドラインは開示されていません。
だからこそ
掲載や順位に必要以上にこだわっても意味がない
と気づいたんです。
評価をしていただき、掲載されること自体は
大変ありがたいことだと思っています。

ただ、僕は高い評価をもらいたいからゴマをすり
誰かにおもねる気はまったくありません。
そんなことを気にする前に、向き合うべきはお客様です。
常に、「お客様に何ができるか」
を考えてお店づくりをしていきたい。
この件に関して
先輩である宮田さんの『百麺』
の開業20周年に足を運び

強く思ったことがあったんです……。(後編に続く)