人に伝えることの大切さ

人に伝えることの大切さ

独立する人のためにブログを書いていたら、
以前こんなことを言っていた人がいたので書いてみようと思った。

「自分はラーメン店を開業独立するために修行に来ている、だからアルバイトさんに伝えることやチームを作ることには興味がなく、
タレやスープ、麺の作り方のレシピやノウハウの勉強だけがしたい」と言われたことがあります。

僕は人に伝えることは、とても大切だと思っています。何故なら、自分が理解したこと、学んだことを整理して、本当に腹落ちして理解していないと他人には伝えられないからです。
よく教えることは、教わること、と言いますが、
一風堂時代、研修の講師をするようになってこの言葉を実感しました。

人に伝えたり、教えることをして行くと「何でこんなに自分は伝えられないのか?」「何でうまく教えられないのか」と毎日のように自分の至らなさや足りなさを感じた。
それが糧になり、さらに学んで、
相手が分かるように伝えられるようになり、意思疎通ができるようになりました

ラーメン屋をするのに、もちろん大切なのは味作り。
でも1店舗を夫婦でやるにしても、親兄弟に手伝ってもらうにしても、
伝えたり、教えたりは必ず発生する。
もちろん家族だったら信頼関係もあるから伝わりやすい部分もあるかもしれないけど、それでも何でもかんでも言葉なしでは伝わらない。
ましてやラーメン屋の経験があればいいが、ない人に手伝ってもらうなら尚更わかりやすい説明や伝達が必要だ。

それを今、修業をしながら、給与をもらいながらやることは絶対無駄にはならないし、むしろ自分のプラスにしかならない。

独立がゴールではない、独立はスタートなだけ。
独立してから40年お店をやるなら、本当に小さい規模で一人とか二人でやり続けられるのだろうか?
手伝ってもらう人、仲間、そんな方達に力を借り、協力をしてもらうには、
伝える力、教える力が大切だ。

何より、お客様に自分の店主としての思いや考えをわかってもらうのも、
丼だけではなく、接客やお店作り、コミュニケーションを通して伝えることによってやって行くのだ。
人に伝える意味、これは仕事をして行く上でもっと大切にしなければならないと思う!