辞め方は大切だよね

辞め方は大切だよね

修業をすることは、
師に教えを請うて、技を伝授してもらうこと、思想を教えていただくこと、生き方を学ぶこと。

その師匠が居なければ、今の自分は居ない。
そう思っているし、そうならその師に対してのスジは絶対的なものだと思う。

現に僕は、22歳の時、たけちゃん煮干しラーメンのマスターの門を叩き、
たった4ヶ月で喧嘩をし、手ぬぐいを叩きつけ、マスターに丼を投げつけられて、感情的になり店を飛び出した。

すぐ、冷静になり、謝罪に行くも門前払い。
後の祭りとなった。
2週間後頭を丸めて、再度謝罪に行き、一旦は謝罪を受け入れてもらえた。
その後一風堂に入ることになるが約束は3年間は辞めないこと。その約束を胸に3年間は必死になったし、その後8年間勤め上げて、退職する1年半前に、独立の意思を示して、約束を守り退職をした。

だからこそ、今も師匠との関わり、前職の会社の人たちとも関わりを持たせていただけていると思っています。

人にしていただいたこと、
人に紹介してもらった人や人脈、
人に紹介してもらった業者さん、
人に教えてもらった食材や技法、
そんな一つ一つを忘れてはいけないし、その恩を返さないといけない。
僕も返せていないことだらけだが、以前より意識はできているかもしれない。

辞める時にどんなふうに辞めるのか、
師匠に納得して辞めるのか、それとも自分勝手に辞めるのか。
辞めた後にどんな動きを取るのか、師匠が快く思う動きなのか、そうではない動きなのか。

一時の成功は得らられても、本当の意味での成功は簡単ではない。その一つは師匠に認めていただくことだと僕は思っている。

師匠と弟子の間で起こったことは、
当事者にしか分からないからね。

本当にそう思う。